【信長の野望20XX二次創作】菊と
今回はわしが書く。
某年某月某日
筆 上杉景勝
特地解放機構から清酒「越乃泉鶴」という酒をいただいた。わし一人で斯様な酒を飲むのも如何かと考え、妻の菊と一緒に飲むことにした。
菊は、嬉しそうにしながら酒の肴を用意してくれた。機構に厨を借りて、便利な機の使い方を教えて貰いながら沢山作ってくれた。中には石動殿直伝の肴もあった。良い酒だからとっておきのものを教えてくれた、と楽しそうに話しておった。
菊は、この酒はすっきりとしていて飲みやすいと言っていた。この酒ならわしと一緒に飲めるとも言っていた。その時の菊はまこと愛らしかった。
そんな菊の姿を見ていると酒がいつもより美味く感じ、酒がかなり進んでしまって菊に叱られると思っておった。菊は、久しぶりの長い休日だから偶には悪くないでしょう、と叱ることなく優しく言った。
今回は菊と一緒に飲んだが、次は兼続やお船も呼んでこの清酒「越乃泉鶴」を飲んでみるのも良いな。しかし以前、頂き物の酒の入ったちょこれーとで酔っておったゆえ少し心配ではあるな。
先代もこの酒をよく飲んでいたそうな。先代のことだから飲みすぎたりしていたのであろうな。わしも気をつけねば……
次は島津義久殿である。